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スタッフAです。 薪ストーブと家の関係について…書こうと思っていたら、もう、薪ストーブの季節ではなくなってしまいましたね。ああ!実はまだストーブの内部の掃除をしていません。灰を捨てて、乾燥剤を入れなければ…。 我が家では、4月頭までストーブを燃しました。今年の春は寒い日が多かったですね。 さて、薪ストーブと家の関係。冬のシーズン中は、24時間換気のスイッチを切ります。 (本当は、切ってはいけないものなのですが…) 何故なら、煙いし、灰が空気中に混ざって鼻をつくのです。 薪ストーブから出ている煙突は外気に直に繋がっています。つまり、大きな給気口のようなものなのです。強力な24時間換気扇をつければ、煙突から外気を取り入れてしまい、薪ストーブを経由して、煙や灰を室内に逆流させてしまいます。 なかなか、昨今の高気密高断熱住宅と、薪ストーブとの共存には難しいものがあると思います。(外気導入など、いくつか工夫できる点はあると思いますが…) 以前設計した住宅のお施主さんが、設計中は都内の外国人向け戸建住宅にお住まいでした。打合せに伺った際、広い居間にはオープン暖炉がありましたが、使われておらず、板で塞がれていました。奥様曰く、「暖炉から冷気が入り込んできて、寒くて寒くて仕方がなくて!」とのことでした。なるほど!と思いました。 先日アメリカに行ってきましたが、アメリカの建築において、あまり「換気扇」というものが重要視されていないことに驚きました。宿泊したホテルにはキッチンがついていましたが、なんと!コンロの上に換気扇がついていませんでした。(シーズヒーターでした。) バスルームには換気扇のガラリらしきものはあるが、湯気を吸っている気配は全くなし…。 グラスハウスのキッチンにも、やはり、換気扇は見当たらなかったです。 所変われば…ということなのでしょうか? 外国の住居にとても興味があります。 「すまい」を見れば、その国、その国の人、のことがよくわかるような気がします。 住宅の設計は本当に面白い。今回、グラスハウスを見学し、その思いを新たにしました。
by k2_plan
| 2013-06-10 00:26
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