アルヴァ・アアルト自邸見学記（１）～北欧の建築をたずねて～

フィンランドの建築家、アルヴァ・アアルトの自邸は１９３６年に建てられました。あと数年で築８０年になろうとしています。今でも色あせない、名作です。



道路側のファサードです。往来に対しては比較的閉ざされていますが、白く塗られたブリックとダークブラウンの木部の美しいコントラストに、植木の緑が映えています。下に見える小さなドアが玄関です。



見学者が連なり、これから見学が始まります。アプローチのスレートがとてもいいですね。



重厚な扉。外開きなのが少し驚きでした。雪も降るだろうに、庇もほんの少しの出です。



内部から見た玄関。実は扉が２つありますね。内側の扉は内開きです。
スペースの関係で外の扉を外開きにしたのでしょう。
それにしても、家の大きさからしても、靴を脱がないことを考えても、
非常にコンパクトな玄関です。

続きます。