シンガポール研修

事務所の研修でシンガポールに行ってきました。

この国の面積は小さいですが、高度に都市化され、
観光、商業、金融、貿易など多くの分野で世界有数の競争力を持っています。

テレビや雑誌などで有名になった、船が屋上に乗ったデザインのホテル。
屋上にはプールがあるんです。

そんな一方で、市民は発達した地下鉄網を利用していて、
車社会ではない印象がありました。

アジア人、特に華人が多い多民族国家です。
そのため市街地から徒歩圏内にチャイナタウンもあり、雰囲気が全く異なります。

この国は熱帯気候ですから、
緑とコンクリートが共存したビルがいたるところにあり、
日常生活に癒しを与えている印象でした。

熱帯を再現した植物園です。
実際に原生していた植物ではありませんが、
日本にはいない鳥の鳴き声が聴けます。
多くの人が訪れていて、これも観光資源の一つになっていました。

シンガポールの公営住宅です。
この国の８５％は公営住宅に住んでいるのですが、
建物はデザイン性に優れています。

こちらは商業施設。
日本の建築家、伊東豊雄さんデザイン。

地震の多い日本の建築基準とは違うため、
見ているこちらが不安になる構造をしているビルたちですね。

街の中にはゴミも全然落ちておらず、どこもきれいでした。
建築物も新旧の歴史、高温多湿の気候、癒しや観光、経済発展といったものと
共存しながらデザインもしていく、美意識の高さを感じます。

日本を飛び出し、世界の文化に触れた数日間でした。