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「大和の家」の初期のスケッチをご紹介しましょう。 これは配置兼1階平面案です。 これは2階の平面案。 2パターンつくられています。 これは立面案。 これらは1枚のトレーシングペーパーに描かれています。 所長(本多和夫)が敷地に立ち、最初に描いたプランです。 多少の変更はあるものの、ほぼこのスケッチのように、この家は実現しました。 今はCAD全盛の時代。K2・PLANも設計の際はCADを用いていますが、 今でも所長のスケッチがプランニングの第一歩です。 時には所長の試行錯誤の末に真っ黒になってしまったトレペを真ん中にして 「うーん、この黒いとこ、なんて描いてあるんだろうね…」と、スタッフ同士で 意見を出し合ったり、頭を抱えてしまったりもするのですが… それもプランニングの楽しみでもあります。(笑) 今回の大和の家のように、数十年経ってから改修のお話をいただいたりすると 新築設計当時の図面や資料を出してきて見ることになりますが、 手描きのスケッチや図面などは本当に味があるといいますか、 実に、良いものなんですね。 そして、それは、設計事務所としてはとてつもない財産なんです。 あ、話が脱線しました。 ご覧のスケッチのように、大和の家は「狭小住宅」とまでは言えませんが、 敷地面積35坪、延べ面積30坪とかなりコンパクト。 コンパクトな中にも、心地よく住まう工夫に富んでいます。 次回は、具体的にプランの変遷や工夫などをお話したいと思います。
by k2_plan
| 2015-09-28 23:12
| 現場レポート
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