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昨今、設計の依頼で多いのが二世帯、またはそれ以上が 集まって暮らす「多世帯住宅」のケースです。 私の事務所は東京にあるため、主に都内やその近郊の 依頼が多く、地価の高さゆえ、なかなか単世帯だけの住宅を 新築できる人は限られています。 そのため、親世帯に頼っての実家の建て替え、という ケースが増えてきています。 親世帯+子世帯の二世帯住宅は一般的ですが、最近は それにプラスαが加わる多世帯住宅が増えてきています。 プラスαの部分とは、親の兄弟姉妹が単身者として 加わるケース、子の兄弟姉妹が参加するケース、 夫の親との二世帯に、単身者となった妻の親が加わるケース、 などなど、実にさまざまなケースがあります。 ひと昔前では何世代、何世帯もの家族が、大家族として ひとつ屋根の下に暮らすことが当たり前に行われてきました。 その封建的側面が否定され、現代では核家族が主流となりましたが ここに来てまた「集まって一緒に住む」ことの良さが 見直されてきたようです。 しかし、趣味や生き方が多様化し、個人を大切にする現代では 昔ながらの大家族の暮らし方をそのまま持ち込んだのでは 無理が生じます。 生活習慣や価値観の違い、生活時間帯のズレなどはお互いの ストレスになり、感情のもつれになりがち。 そこで、音が筒抜けにならない、視線が気にならない、 行動が制限されないなどの環境づくりを建築的に準備する ことが大切になってきます。 この「家づくり」ブログでは、これから何回かにわたって 良い二世帯、多世帯住宅をつくるうえでのヒントを お知らせしたいと思っています。
by k2_plan
| 2009-11-10 16:11
| 家づくりマニュアル
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